土日を間に挟んでいるとは言え、年度末のタイミングに5連休。
かなりの暴挙に出てみた(クスクス)
会社の連中には良い天気になるとイイですねと送り出されるが、イイ天気になってはダメなんです(クスクス)
初日(まさかの欠航)>
AM4:30に横浜の自宅を出発。
途中、今回のキーマンであるダイスケ氏をピックし羽田へと向かう。
そう、今回の遠征はダイスケ氏の遠縁の親戚を五島に尋ねる旅でもあるのだ。
長崎までは空の旅。
そこから福江までは高速船でサクッと到着するはずが、時化による欠航のためフェリーに切り替える。

この影響で余計な時間が掛ってしまったが、時化の二文字はヒラスズキへの期待をさらに膨らませる。
福江からはさらに船を乗り継ぎ、目的地までの所要時間はなんと13時間w
海外よりも遠い国内。
結局、初日はほとんど移動で終わってしまった。
第2日目(俺のマシン)>
島での移動に欠かせないのがコレだ。

▲俺のマシン!
ダイスケ氏にはタクトがあてがわれ、僕にはこの3輪ジャイロが貸し出された。
ナンバープレートもなく、距離メーターは9999qから微動だにしないw
こんなのが走っていていいのかと疑問を抱くも、島には公道が一切無かった(クスクス)
移動手段があるのはとても助かると思ったのもの束の間、こいつが全くの曲者。
原付に乗ったことのない僕は、もはや歩いた方が早いのではないかと思われる程遅い。
どんどん先へと進むダイスケ氏。
石垣にぶつかりそうになりながらガクガク進む僕...
そんな僕に冷たい視線を送る無数の島ネコたち。
ヒラスズキを釣る前にこんな大きな問題にぶち当たるとは予想だにしなかった。
しかし、そんな僕にも島のヒラスズキはしっかりと応えてくれる。

▲ima Sasuke130剛力
一発目から80Up!
少し細めだが足元のサラシから飛び出してきたのは81センチのナイスな御ヒラ様!
天候が回復してどんどんサラシが薄くなっていくも、タイミングさえ合えば居るところには居る。

▲ima Sasuke130剛力

▲ima Sasuke130剛力
五島と言えど若干時期が早いためか簡単ではないが、やってる事に対してしっかりと答えが出た二日目だった。
歩き回って4キャッチ!(81・79・60p弱×2)
ダイスケ氏も無事に1本キャッチし、これで二人ともホゲりはなくなり一安心。
島の全体像もおおよそ掴め、3日目以降につながる一日になったのは間違いない。
第3日目(クソ凪)>
ここで遂に最も恐れていた事態が発生!
クソ凪。
よっぽど普段の行いがイイんだろう(クスクス)
烏賊の二文字が脳裏をよぎるが、俺のマシンを飛ばしダメ元で磯へと向かう。
飛ばし!?
そう、1日が経過しドラテクが飛躍的に向上した!
ダイスケ氏のケツにベタ付、スリップストリーム走行も可能なレベルにまで急成長を遂げたのだ。
運転出来るかどうかが釣果に直結するだけに、相当な必要に駆られた結果だろう。
それにしても薄い!
このサラシじゃ三浦の磯マルも出ないって位サラシが無い。
絶望的だが、流石は五島。
わずかなサラシができたタイミングでルアーを入れるとハエ根から飛び出してくる御ヒラ様。
その一尾が僕のこころに火を付けた。
1発目はバラすも、同じ轍は踏まない。

▲ima Sasuke130剛力

▲ima HOUND125F Chimaira
5ヒット3キャッチ!(77・73・65p)
クソ凪の磯からこれだけ出るとは思いもしなった。
ちなみにダイスケ氏は早々に諦めていた。
釣れたかどうかはここでは触れないでおこう(クスクス)
第4日目(待望の西風)>
まるまる一日釣りができるのもこの日が最後。
気合を入れて日の出とともに出撃!
は、しない。
結局、いつもと同じように磯へ着いたのはAM7:00.
そんなに早くいっても結果は変わらない。
どうせ先行者は島民のおっちゃん1名のみなんだから(クスクス)
磯に広がるのは、この遠征期間中では最高のサラシ。
最後の最後に素晴らしい条件が整った。
が、バラシ、ラインブレイク、バラシ...
「何やってんだよ!」
と言いたくなるくらい運が無い。
切られたヤツはガチ締めのドラグが止まらず、メインラインからバッツリやられた。
しかし、意気消沈している暇は無い。
なにせ今日が島で釣りができる最終日なんだから!


▲ima Sasuke130剛力
キタァ!
今回の遠征で最大サイズとなった85p!
もはや若干燃え尽きた感はあるが、それでも釣りはやめない。
このくらいで燃え尽きては全然ダメだ。

▲ima Sasuke130剛力
足元のサラシから引きずり出したのはカワイイ60クラス。
このサイズでも素晴らしいファイトを見せる。
そして、夕暮れが近づきいよいよ終わりも目前。
夕マズメに残しておいた最後のポイントへと歩み寄りすかさずキャスト!
は、できなかった。
ダイスケ氏にもデカイサイズを獲って欲しい。
そう簡単には来ることの出来ない離島。
二人とも良いサイズを獲って終わりたい。
そして、ダイスケ氏がベストなコースをトレースした2投目!

▲ルアー不明w
65クラス。
サイズは伸びなかったが、数は伸ばせたのでポイントを譲って正解だった。
写真撮影後、どうせもう居ないだろうと投げた僕の1投。

▲ima Sasuke130剛力
ストームミリア110/11をブチ曲げた83センチ、これまた余裕の7sオーバー。
ダイスケさんスミマテン(クスクス)
そして、島でのヒラスズキ釣りは幕を閉じた。
第5日目(福江観光)>
最終日は福江へと戻り、ゆっくりと観光。
言葉には出さなかったが、正直福江観光などどうでもよく、車で島1周とかだりぃなとさえ思っていた(クスクス)
おまけに借りたイプサムは左前と右後ろのタイヤのエアが異常に抜けてる。
スタンドで空気を入れるも、オゾンクラックが激しく、島の外周路のコーナーでは常にバーストの危険を孕む(クスクス)
しかし、行ってみるもんだ。
ここが日本であることを忘れさせるような絶景が広がり、釣り以外でこんなに感動したのは久しぶりだった。

▲高浜海水浴場

▲大瀬崎
もちろん大瀬崎の灯台までは行ってない。
どう見ても帰りが上り坂で歩くのがキツそうだから。
あそこへ行くのは片平なぎさと神田正輝だけで十分である。
途中、富江で道を間違え入り込んだ港。
岸壁沿いには多くの墨跡、そしていかにも釣れそうな藻場が広がる。

▲Yamaria EGI王 DEEP 3.5号
よっぽどバカである。
わざわざ荷をほどき、エギングタックルを取り出し、しばしの釣りタイムを満喫。
キャッチした烏賊は、近くにいた家族連れにプレゼント。
流石にこれは持って帰れんとです。
そして、〆はやっぱりコレでしょ。
▲五島牛ステーキランチ2500円
ちなみに喫茶店的な洋食屋だったためか、焼き加減などは一切聞かれることはなかった。
かなりしっかり焼いてある感じで心配したが、それでも相当に柔らかい肉!
今度は、しゃぶしゃぶとかが食べてみたい。
と、あっという間に福江観光も終了の時刻。
旅行は嫌いだが、不覚にも釣りの合間の観光は有りだなと感じてしまった。
そして、ペガサスは瞬く間に長崎港に入港。
空港でお土産を漁れば、飛行機の出発時間が目前に迫る。
羽田へ到着し、車を走らせるといつもの喧騒がそこには広がり、それに落ち着きを感じる自分。
わずか数時間前は自動販売機はおろか公道もない場所に居たとは思えないすさまじいギャップ。
しかし、このギャップが現実世界へ心を切り替えるスイッチとなり、明日からの仕事へスムーズに順応出来るようにしてくれるのだろう。
と思ったが、初日の仕事は全く手につかなった(クスクス)
♪Today's Tackle♪
ロッド DAIKO TIDEMARK STORM MILLIER TMSRS-110/11
リール SHIMANO TWINPOWER SW 5000HG
ライン TORAY SEABASS PE POWERGAME #2.0+NYLON35lb
ルアー ima Sasuke130剛力+Gamakatsu RB-H#3
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